LIBOR固定日とは、各カレンダー月の特定の日に設定されるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の算出・公表が行われる日である。
目次
概要

LIBORは国際的な短期金利指標として長年利用されてきた。固定日は、各月の基準日として設定され、パネル銀行から提出された提示レートを平均し、公開金利が決定される。市場参加者にとっては、金利ベンチマークの確定時点となり、取引の透明性と安定性を担保する役割を果たしている。
役割と機能

固定日は、浮動金利証券や金利スワップ、先物・オプションなど多様な金融商品においてリセット日として使用される。取引開始時点での基準金利が決まるため、契約当事者は将来の金利変動を予測し、リスク管理や価格設定を行う際の重要指標となる。また、金融機関間の資金調達コストの比較基準としても機能する。
特徴

- 固定性:毎月決まった営業日に算出されるため、取引参加者は予測可能なリセットタイミングを把握できる。
- 市場ベース:パネル銀行の提示レートを平均化して算定するため、市場流動性と実態に即した金利が反映される。
- 多様な期間対応:1日、3か月、6か月、12か月など複数の期間で固定日が設定され、各期間ごとに別々の金利が公表される。
現在の位置づけ

近年、規制当局はLIBORの信頼性低下を指摘し、段階的廃止を進めている。その結果、代替基準金利(SOFRやEURIBORなど)への移行が加速している。固定日自体は既存契約で継続使用されるケースも多いが、新規発行では代替金利の適用が主流となりつつある。
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