アクティブ・パッシブ混合型とは、投資信託やETFにおいて、アクティブ運用とパッシブ運用を組み合わせて資産を運用する投資商品である。
目次
概要

投資家が市場平均に対して一定の上乗せを狙いつつ、運用コストを抑えるというニーズから生まれた。アクティブ運用の部分は市場の変動を利用したポジション選択を行い、パッシブ運用の部分は主要指数をそのまま追随することで、リスクとリターンのバランスを図る。
役割と機能

ポートフォリオ構築において、リスク許容度が中程度の投資家が利用する。ファンドマネージャーは資産配分を一定割合で固定し、残余を市場環境に応じてアクティブに運用する。これにより、インデックスファンドの安定性とヘッジファンドの高リターンを併せ持つ運用形態を実現する。
特徴

- 運用方針の二重構造:指数追随と選択的投資が同時に行われる。
- コスト構造の中間性:パッシブ側は低コスト、アクティブ側は中程度の手数料。
- リスク調整の柔軟性:市場環境に応じてアクティブ比率を増減できる。
- 分散効果の拡張:同一ファンド内で異なる運用スタイルが組み合わさるため、分散効果が高まる。
現在の位置づけ

近年、投資家のリスク志向が変化する中で、アクティブ・パッシブ混合型は資産運用の選択肢として注目を集めている。特に個人投資家向けのiDeCoやつみたてNISAでの上場が進み、投資信託・ETF市場におけるシェアを拡大している。規制面では、運用方針の透明性が求められ、運用報告書の開示基準が厳格化されている。

